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美味しい京料理を食べる。珍しい食事ツアーとは別の催しで、メニュー自体は金目鯛や鰤の刺身、きんぴらごぼう、ステーキなど標準的な固有名詞がならぶ。締めの「白米」はある意味珍しいかもしれない。佐渡の日本酒「北雪」が甘くて旨かった。▼もちろん、こんなものは非日常のつかの間の夢。実際、日常生活は肉と油にまみれている。それは、私がそういう食べ物を志向しているのではなくて、近隣が学生街な都合、もれなくどこの飲食店も肉たっぷり、油たっぷりの大盛り定食を売りにしているからである。社員からはいつも悲鳴が聞こえる。「ダイエット」の文字が全社の告知掲示板にあがるほど、今やささやかながら深刻な問題である。▼この頃、新たに一件のラーメン屋がオープンした。二郎インスパイアの肉食系ラーメンだ。つい先月にもラーメン屋が新装開店している。そんな荒んだ日々の食生活を補償するべく、せめてときどき、上品で健康なものが食べたくなる。
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