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さすがに今日はこれを書かないわけにはいくまい。第74回桜花賞。ハープスターが見事な豪脚で大外一気、期待に応えて勝利した。土曜日から下がりつづけた単勝は、私にすら過剰人気と思えるほどの1.2倍。2歳女王レッドリヴェールの方がチャレンジャーかのような前評判だ。こんな桜花賞、なかなか見られるものではない。▼1分33秒3。上がり3ハロン32.9。4角ではフクノドリームが綺麗に逃げていたので、ハイペースとはいえ生きた心地がしなかったが、エンジンが掛かってからは「これなら届く」と信じさせてくれる、新潟2歳、阪神JFのあの猛烈な加速感だった。圧倒的。レッドリヴェールも内容では決して遜色なかったが、あの追い込みの凄み、インパクトの違いとでもいうべきものには、贔屓目ながらどうしても才能の隔絶を感じてしまう。レース映像を振り返るたび、思い出すのは祖母ベガの俤ではなく、昔、私が惚れ込んでいたヒシアマゾンだった。
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