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コードが「汚い」とよく言うが、その汚さには3つの異なるレベルがある。先に文章で喩えよう。1.内容が汚い。2.日本語が汚い。3.字が汚い。▼内容とはつまり、コードの動作であり、意図であり、アルゴリズムである。ここが汚いと、そもそもプログラムはバグだらけである可能性が高い。完成品の品質という点で、看過できない採点のポイントである。日本語が汚い、これはコードの意図を実現する表現手法が危うい状態。その書き方では別の意図に取れてしまう、読み手にコードの目的が伝わらない、利用者に誤解を招く、等々。そして、字が汚いとは、テキストのレイアウトが醜いことを言う。インデントが論理レベルに一致していない、ネストが深すぎる、スペースが統一されていない、無駄な空行が多い、これも挙げればキリはないが、内容や表現とはまたレベルを異にする問題だ。コード品質を問うときは、自分であれ他人であれ、この三視点を明確に意識したい。
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