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クローゼットの奥深くにしまわれた将棋盤を引っ張りだして、久々に弟と将棋を打つ。最近、電王戦の煽りを受けて「どうぶつしょうぎ」など遊んでいたが、せっかく立派な将棋盤があるのだから……と思い出してアンティークを復活させたのである。数年ぶりの陽の目。駒入れを閉じる輪ゴムは溶けていた。持ち時間20分の真剣勝負は一勝一敗。電王戦研究のおかげか、二人とも数年前よりはかなり強くなっているようだ。終局の形がいかにもそれらしい。▼ところで、「どうぶつしょうぎ」も非常によく設計されたゲームなので紹介したい。3X4の小さな盤面で、1マスしか動けない歩、角、飛、王の四種類の駒を用いて戦うミニ将棋。しかし、これがなかなかどうして面白い。将棋の戦略、そのエッセンスがみっちり詰め込まれている。終盤の詰めろ探しに使う脳みその回転数は盤面のシンプルさからは想像できないだろう。公式アプリもあるので、友人との暇つぶしにも良い。
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