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信じれば、ウソもマコト。それは虚を真実と言い張り退かぬ強情な捏造でも、深く願えばいつかは叶うと無責任な標榜をする楽観的なロマンティシズムでもない。創作に対するひとつの現実的な態度である。信念の力でフィクションをリアルに変えること。それこそが想像力の仕事である。▼今日は前後編。冒頭の句にはいつかふたたびお出ましいただくことにして。『月刊少女野崎くん』の公式ファンブックを買う。単行本サイズでありながらここまで気合の入った公式ファンブックにはなかなかお目にかかれない。既存漫画の切り貼りに、読者なら誰でも知ってる情報を書き添えただけのスクラップをファンブックと称して発売する邪悪な出版社諸氏は、本書を読み込んで深く反省していただきたい。▼こちらも人に薦められて好きになったシリーズだが、漫画原作もアニメも実にキュートな仕上がりで微笑ましい。何の邪念もなくハマれる”かわいい”コンテンツとしてオススメだ。
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