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またひとり貴重な人を見送ることになって。「社外に知り合いが増えてラッキーと思え馬鹿野郎。」▼ずいぶん長く居た。もう社内で出来ることはやり尽くした。このままナンバリングを作り続ける俺なんか見たくないだろ?とうそぶく大先輩の顔はいつも通り笑顔である。言葉は悪いが、いつも笑顔である。だからこのたびも、ただ楽しそうなことがみんな会社の外にあるから、当たり前のように飛び出していったように見える。実際にどんな思惑・事情があったかは知らない。▼しんみりしているわけではないが、戦力はやはり落ちるなという実感がある。組織論曰く、不可欠な人間はいない、どんなに必要だと思う人でも抜けた後は必ず埋める人が現れると言うが、仕事の上ではたとえそうでも、人格はそうもいかない。ああいう人格の持ち主が職場にいるというだけで、面白い仕事が生まれてくるということもある。そういう気配の消失が惜しい。次の職場でも大成功しますよう。
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