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手持ちのショパンを何周も聴いてみて、今まで触れてきたショパンの曲はどちらかというとあまり好みでない曲ばかりだったことに気がついた。明るい曲はあまり……と言っていた同僚が正しいように思う。たしかに彼の明るい小品は私も好かない。暗めの要素がこもる中長編の方が性に合う。▼「バラード第一番」は特に聴き応え抜群だ。ルービンシュタインの演奏も神がかっている。ショパン以外では圧倒的にホロヴィッツ推しとなった私だが、ことショパンに関しては今のところルービンシュタインの方が良い。他に有名なショパン・プレイヤーというと誰がいるのか、今のところまだ調べられていないが、探してみたいと思うくらいには、ショパンへの意識も改善された。▼名演奏様々と言うべきか。実際、好きな曲を拙く演奏されるくらいなら、嫌いな曲を美味しく演奏してくれたほうが遥かに聴いていて楽しいものである。お気に入りの曲には波長の合う偉人を探してみよう。
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