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給与明細がいらした。二十五日が土日なので明日の支給、そして通知は支給日の前日である。十二月の残業祭りが数字になる、悲しくも嬉しい、嬉しくも悲しい瞬間だ。基本給がこんなでも、三倍すればそれなりというもの。税金も一緒に膨れ上がるのは癪だが、有意義に使われていると信じて文句は言うまい。なんだかんだで、この数字に生きるも死ぬもかかっている。利根川先生風に言えば、人生を薄めて売っている実感だ。▼ただ、明日も出社しなければ給料が貰えなくなるという恐怖で出社したことは未だに一度も無い。体調が優れなくても意地で行くのは、そうしなければバグが直せないからで、バグを直したいと思うのは直さなければ怒られるからではなく、直さなければ自分の仕事に納得が行かないからだ。働く人間としては、かなり恵まれた部類にいると思っている。客観的にはどうあれ、存分にこだわりを傾けられる仕事というのは良いものだ。自分を騙す必要がない。
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