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昼食後、『アンナ・カレーニナ』を探しに御用達の本屋へ。新潮文庫では想像以上に分厚い上中下の三冊がお出迎え。近くの『戦争と平和』まで共謀して、私に長編嫌いの過去を思い出させてくる。ついでに、大の海苔好きが期待して頼んだ生海苔蕎麦の、海苔も蕎麦もスポイルされたがっかりな結末が胃から迫り上がってきた。どうもいけない。▼気分が合わないときは無理して買うこともなし。それより今は中公文庫にならぶ歴史系や戦争戦略系の本が私の気をひく。塩の本も面白そうだ。砂糖も読んだし、塩についても理解を深めるのは楽しそうではないか……等々。▼しかし結局は諸々の積読もあるので購入は見送り。多忙な時期は昼寝との天秤に揺れる昼休みだが、アレジオンの副作用で眠くて仕方ない午後も、出来るだけ耐えて外へ繰り出し、太陽の光を浴びたり、本棚めぐりで頭を楽しませたりしている。つくづく、本屋が入場料を取らないことに感謝しなければならない。
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