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講義を受ける…5%。読書する…10%。視聴覚教材で学習する…20%。実験教材でデモを見る…30%。グループで討論する…50%。自ら実際に体験する…75%。学んだことを他人に教える…90%。平均学習定着率、ラーニングピラミッドと呼ばれる学習効果のランキングである。▼といっても、こうして眺めていて特別直感に反する項目はないだろう。「講義を受ける」から「デモを見る」までが受け身の学習方法、「討論する」から「他人に教える」までが主体的な学習方法であることからも分かる通り、この表が示唆しているのは、学習に対して主体性が果たす効力の大きさである。▼要するに、十倍良い講義を受けるより、五倍良い本を読むより、一度でも自ら体験してみた方が学習効果は高いということだ。効率の良い勉強法とは、主体的な勉強法に他ならない。百聞は一見に如かず。もちろん、この「見」とは視聴覚の視ではなく、伝聞を挟まぬ眼前の体験を言う。
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