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企画書とひとくちに言っても、流儀やフォーマットはさまざまなので、文字は少ないほうがいいとか、いや絵に頼り過ぎるのはよくないとか、コンセプトだけをアピールすべきとか、いやいや具体的な計画が命だとか、正反対のアドバイスはいくらでもありうるが、それでも共通した定石として、次の一点だけは守るべきだろう。複数のプランを選択肢として提示しないこと。▼企画書を受け取る側にしてみれば、選択肢が存在するのは不思議である。「別に私がやりたいわけではない、君がやりたいんだろう。で、君がやりたいのはどれなんだ。」という話だ。企画書に何らかの選択肢が存在するとしたら、それは企画を詰め切れていない証拠である。あるいは過度の心配症だ。本命のプランAの代わりに、妥協案Bなら通るかもしれないと思ってBを入れる。心配ご無用。本当に企画自体が魅力的なら、都合を合わせた妥協案くらい、受け取る側がいくらでも真剣に考えるものだから。
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