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弟の買ってきたクラブミュージックの塊みたいなCDを聴いている。出来は良い。かなり良い。同人CDとしては出色だ。何が良いって、とにかくキックの音が良い。定位は完璧で、脳幹と視床の繋目にザクザク刺さる。芯があって、力強くて、それでいてもわもわしてなくて、「これぞキック」と言うべき素晴らしいショットに仕上がっているのだ。もし自分でキックを仕上げることがあったら、絶対にリファレンスにしたい。そう言わしめる出来栄えである。▼で、実を言うと、ウワモノや展開については、まあまあという渋いコメントになってしまうのだが、それでもトータルの点数としては星四つ以上をつけたくなるのは、とにかくキックの感動的なハマり具合ゆえ。キックを前提とする曲では、当たり前だがキックが命なのだ。当たり前だが、誰にでもは出来ないことだ。出来ていることの方が少ないことだ。一にも二にも命。命が生きていれば他は多少ナンでも良いのである。
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