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横浜駅には駄菓子屋がある、という話を前にも書いた。相鉄線の一階改札から地下へ降りて伊勢丹の奥、しかもフードコートへ繋がる広い通りとは反対側の隅に位置するお店なので、少し見つけにくいかもしれないが、某漫画のブームもあって、この頃は店内も若い人で賑わっている。今日も気分転換に懐かしのアイテムを求めていったら、町の駄菓子屋さんと同じくらいしかない小さな空間の中に、十人以上の老若男女が集まっていた。老若といいつつほとんど若である。老は老夫婦が一組だけだった。▼品揃えは良いが少々値段が高いのは難点で、気分的には三百円から五百円のつもりが会計になると七百円と言われたりする。十円も命銭の子どもたちには少々手が出しにくい。まさに大人のための駄菓子といった価格付けだ。今日は頼まれもので、私が見たことも聞いたこともなかった「ウメトラ兄弟」という一品を買って帰った。生産終了品だが、そこそこ有名ではあったらしい。
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