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思わぬ事情で仕事中に待機時間が生まれる。差し迫った仕事も少ない。修羅場の前から書き溜めていたノートを取り出し、オリジナルゲームの企画を詰めていく。半年前に書いたメモは今見返すと大体色褪せているが、中には当時と同じ期待感をもって眺められる仕様や設定もあるので、褪せる項目は褪せるに任せ、いつ見返しても鮮やかに浮かんでくる部分だけを残していけば、いつか瑕疵の少ない佳き企画になるであろう。力を得た暁には自分で作れればいいなと思うくらいの、のんびり長期戦である。▼こういうのがもし世に出たら「構想○年」とか煽りが入るのだろう。実際、ゲームに限らず娯楽にまつわる作品には、かたや時期を逃しては魅力が激減するので一気呵成に仕上げるべきタイプがあり、かたや時代の趨勢と面白さの本質にほとんど相関がないのでじっくり練り上げるべきタイプの二種類がある。私が書いているのは後者である。今のところは後者にしか興味がない。
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