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プログラマが売っているのはロジックである。ロジックがしっかりしているという信頼である。したがって自分の責任下にあるコードの中に、どうしてそう書かれているかを説明できない行など一行たりともあってはならない。あればそれは失態である。流用だとか納期だとか釈明候補は山程あれ、有効に機能する言い分は無いに等しい。説明不能な処理がひとつでも含まれたプログラムは、致命的な欠陥プログラムでありうるからだ。説明不能に柱が一本抜かれた家など住みたいと思う人はいないだろう。▼とりあえず動いているプログラムは、とりあえず建っている家と同じくらい不安で、信頼できず、実用性に欠けるシロモノである。完成形がこのようになるだろうという示唆を与えるプロトタイプとしては役に立つかもしれないが、それに壁紙を貼ったとしても家になるわけではない。それはほとんど詐欺師の所業である。取りも直さずプログラマにも詐欺師がいるということだ。
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