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午前中に「ポケモンGO」の日本配信が始まったとき、社内で「ポケモン来たぞ!」と声があがった。昼食で外へ出ると、スマホを掲げて練り歩く人が視界に必ず一人はいる。駅周辺にはPokemon!とアクセントを弾ませながらはしゃぐ外国人たちの姿もあった。適当に選んだ飯屋の席に着くと、後ろから「ポケモンが……」と会話が聞こえてくる。会社へ戻ると、すでにポケモンを捕まえた駆け出しトレーナーたちが何人か談笑に興じていた。社会現象だな、と肌で感じた。▼あとはこのブームがどれだけつづくかだ。あのイングレスとて「最高に面白そうなゲーム」でありながら「すぐに飽きる」という欠点からはついに逃れられなかった。ポケモンGOも、プレイヤーたちの姿と画面を見ていると、よくもこんな面白そうなゲームを作ったものだと感心しつつ、しかしすぐに飽きそうだなという思いもよぎる。この課題の継続性をどう克服していくか。任天堂の腕の見せどころだろう。
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