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久しぶりに『最強伝説黒沢』が読みたくなってKindleストアへ行くと、1巻〜3巻がアンリミテッドで読み放題になっていた。アマゾンの思惑通り、一ヶ月無料キャンペーンに申し込んだまま解約せず、なし崩し的にメンバーになってしまった、あのアンリミテッドである。この三冊だけでも月額分はペイしているので、許せないこともないと思ってしまうあたりが術中のようで憎らしい。▼『最強伝説黒沢』で思い出すのは、大学の同期の一人が「読んだら即ゴミ箱に捨てたくなるほどつまらない漫画」と唾棄した日のことだ。私は当時も「黒沢」は個性的で面白い作品だと思っていたので、同意しかねる旨をやんわりと伝えたが、実際、尖った作品の評価は人によって異なるものだなと思った。もっとも彼が読んだのは一巻だけなので、「黒沢」が単なる悪趣味なダメ人間の観察日記のような漫画だと勘違いしてしまったのだとしたら残念なことだ。あれは一読の価値ある作品である。
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