400
Post/Edit Page
抱っこ紐で子どもをあやしている間、たまたま目に止まった花村太郎の『知的トレーニングの技術』を手に取り、立ちながら読み返した。ちょうどレーニンの読書ノートを引き合いに出して勉強用ノートの作り方を解説する頁だった。▼最初に読んだ当時はノートと言えば紙のノートを想起していたが、iPadノート化計画が脳内で着々と進行している今なら少し違った読み方ができる。著者の掲げるノート術が、紙という物理的な制約を理由に甘んじて受け入れている不便を解消できる可能性があるからだ。発問・発想のためのアイデアノート、データ収集のための取材ノート、批評のための読書ノート、分析のための研究ノート、原稿下書きのための草稿ノート、などなど用途に応じた細分化をしつつも冊数が増えない工夫をすべしという点など、全く問題ではなくなる。小細工で検索性を確保する必要もない。▼いつも同じ結論に至る。後は実験あるのみ。10.5インチの発表はまだか。
pass:
Draft