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昼。自分では見ないような犬猫のおもしろ動画をテレビにキャストしていたら、思いのほか子どもが食いついた。ときどき視線を外して立ったり座ったり寝転んだりしながら、だらだらごろごろと見ている。▼これができるようになったのは、私にとってはありがたいことだ。ちょっと前までは構っているか抱っこしているか、よほど興味のあるおもちゃで遊んでいるか、とにかく欲望に熱中しているときしか大人しくしていなかった。「だらだらする」なんてことは、彼にはできなかったのだ。それが動画の力を借りたとはいえ、三十分以上もゆったりくつろいでいたのだから、たいした進歩である。▼ときに、動画の方は適度なBGMになるなら実は何でもよいのではないかとも疑ったが、ガジェット系の動画や映画の予告編に変えると飽きるのが早かった。やはり赤ちゃんにとっては犬猫は鉄板なのだろうか。本物の犬や猫と触れ合ったことはあまりないはずなのに、不思議である。
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