400
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三千。思考と執筆を合わせてひとつの記事に二十分かけたとすると、投じた時間は計千時間。たいへんな時間のようだが、「一万時間の法則」から言わせれば十倍足りない。であればきっと記事の番号が三万まで進んだとき、私は四百文字の日本語を書くことについて何らかの技術と言えるような力を身につけているのだろう。遠くまで来たようで、まだまだ道半ばだ。▼千、二千、三千と記念投稿をしてきたが、次は四千の前に2019年8月29日を祝いたいと思っている。つまり十年だ。中身はどうあれ、思いつきで始めた日記が十年も続いたらたいしたものではないか。飽きっぽい性格の中にも粘り強さがあったのだと、自分で自分を褒めてやってよいと思う。そのときはまた、向こう十年続ける自負を持って新しいことを始めたっていい。十年の実績は大きな自信になってくれそうだ。▼そうしてまた、こうしてなんでもない一日が特別な一日になるのも、400おかげである。
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