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後輩が素晴らしいドキュメントを残していたので、参考にしながらひとつ文書を作成している。私も後進のためになる情報はできるだけ文書化しているつもりだが、彼の形式の方がノウハウの記録として優れていると思った。▼「真・行・草」で言うなら、私の文書は「真」だ。正確で、誤解の余地が少なく、無駄のないように書いている。一方、彼の文章は「草」である。見出しやセクションはしっかりまとめつつも、細かい表現は個人的なメモのように砕けている。場所によっては発生した出来事や対応の一部始終、後に判明した真相などが事細かに書かれていたりする。故に、作業の風景が想像しやすく、わかりやすいのだ。▼作業記録が時系列に並んでいるだけの業務日誌のような「行」の文書はリファレンスとして使いにくい。しかし「真」もまた社内文書としては堅すぎて、読み手に論文や書籍を相手にしているような気疲れを起こさせるのではないかと反省したのであった。
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