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シールの発注。用紙の種類に「コート77kg」「上質紙69kg」「透明テトロン38μ」などとある。印刷用語には明るくない。コートや上質紙や透明テトロンは良いとして、このkgやμというのは何なのだろう。気になって調べてみた。▼どちらも用紙の厚みを表す単位らしい。kgはキログラムで重さのことだが、これは「四六判連量」と呼ばれる表現で、四六判(788ミリx1091ミリ)1000枚分換算の重量を表している。つまり、四六判を1000枚刷ったら重量が77kgになるような厚みのコート紙が「コート77kg」というわけだ。▼一方、μはそのまま紙の厚みをマイクロメートルで書いたもの。「透明テトロン38μ」は38μメートルの厚みを持つ透明テトロンである。これはわかりやすい。混在している理由はわからなかったが、この業界にもいろいろ流儀があるのだろう。▼紙厚の表現には、他にも単位平方メートル当たりの用紙一枚の重量で示す「坪量」などがあるらしい。勉強になった。
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