400
Post/Edit Page
今年も交流戦の季節が始まった。毎年、ベイスターズにとっては苦い思い出の多いセパ交流。いつもなら五割をキープしてくれればと思うところだが、先発の柱も揃い、打撃陣も上位打線が固定されて好調、上り調子のまま雪崩れ込んだ今年は勝ち越しも狙えると思っている。ラミレス監督の五割を目指す発言も、現実を見据えつつ虎視眈々と勝ち越しを狙う自信の裏返しのように思われた。▼その初戦、オリックス戦は白星スタートで幸先が良い。去年までオリックスに在籍していた伊藤光のホームランが決勝点というのも、絵に描いたような恩返しで実にドラマティックだ。▼他の五試合も九回までは全て僅差の試合。交流戦に賭ける気合のようなものが伝わってくる。自分の贔屓の優勝だけを考えたら他のセリーグ諸氏には負けてもらった方がいいが、リーグの対抗意識からか、不思議とセリーグを応援したくなるアンビバレントな感覚も交流戦ならではの醍醐味であると言えよう。
pass:
Draft