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朝、駅を歩いていたら、視界にいろんな色が浮かんできて、よろめいた。疲労と寝不足は激しく、空腹。そのへんが重なって、ちょっと危ないぞというメッセージを脳が送ってきたのかもしれない。立ち止まって瞬きする。今度は道がまっすぐに見える。▼疲れがひどいとき、自分の身体感覚に神経を集中してみると面白い。眼精疲労が極まってくると、鼻から耳のあたりまで巻き込んで目の周辺がゴーグル型に区切られ、独立したパーツのように顔から外れるかのような錯覚に陥る。関節は蝶番がついたような不思議な動きをし、ふくらはぎや二の腕は必要もないのにこわばって臨戦態勢になっている。だから、たまに攣ることもある。▼それに、前にも書いたが、寒さや暑さを感じにくくなる。空腹もそうだが、ひとたび食べだすと今度は満幅のタイミングがわからなかったりもする。エネルギーを節約するため、脳が内外の情報を選り好んでシャットアウトしているのかもしれない。
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