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雪。午前中は真冬のように降ったが、午後になるとからっと晴れた。それなりに積もっていた裏の路も元通り。いっときの幻めいた、初春の降雪だった。▼連休。どこへも遊びに行けないので、子どもたちの身体が余りに余っている。家の中で遊ぶといっても、子どもが消耗するほど身体を動かすには無理があるので、どうしてもそうなる。結果、親は交互に絡まれて、息つく暇もないということになる。▼子どもの相手が想像以上に精神的な疲れをもたらす理由は、先が見えないからではないかと思う。会話であれ遊びであれ、非合理的なエネルギーの塊を相手にするので、何がどう発展していくかわからない。着地点が見えないのだ。「正直でよろしい」と誉めれば「掃除機?掃除機のボスが来たよ。顔に掃除機が来たよ。顔のところに掃除機が来たよ。顔に。」とまとわりつかれる。こんな想定不能な物語の連鎖に否応なく巻き込まれるところが、疲弊の最大の原因なのではないか。
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