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ほとんどのお店がクローズしたことで、横浜駅を行き交う人の数もようやく目に見えて減少してきた。人口密度は平常時の三分の一以下と思われる。非通勤者の括りなら十分の一くらいまで減っているかもしれない。▼とりわけ若者の姿は見なくなった。アフター5の待ち合わせをする人影も、さすがにもう見られない。良かれ悪しかれ、ようやく緊急事態の意識が浸透してきた都市部の様子である。封じ込めは、ここからが本当の勝負というところだろう。▼数字を追っている限り、感染者数に対する回復者数の割合がいっこうに増えてこないのが恐ろしい。それだけ病床に伏している人の数が多いということなのか。それとも「感染」したが「患者」にならなかった人は、もとより回復者数には含まれないのか。私は、もちろん死にたくないが、できれば死にかけもしたくない。このところは致死率ばかり取沙汰されるが、死者の数だけ見て危険性を云々するのは違うという気もする。
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