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クジラの博物館が和歌山にあるらしい。「太地町立くじらの博物館」。イルカショー/クジラショーをはじめ、マダライルカやスジイルカを観察できるトンネル水槽、シロナガスクジラの等身大骨格標本など、イルカとクジラをたっぷり堪能できる施設が満載の海洋博物館だそうだ。和歌山の南端ということで東京からのアクセスはかなり厳しいが、近づく機会があれば行ってみたくはある。▼ところで、クジラの博物館にイルカがいることを一瞬疑問に思ったが、思い返せばイルカはただの小さなクジラであり、イルカとクジラに厳密な生物学的違いはないのであった。体長の境界線は3メートルとする記事もあれば、4メートルもする文献もある。実際のところ、そのあたりにすら明確な定義はなく、単に慣用のレベルで呼び分けられてきたに過ぎないというのが実情のようだ。小さめなやつがイルカ。大きめなやつがクジラ。ともに鯨類。だから、クジラの博物館にはどちらもいる。
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