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一難去って……。また、大きな影が差してきた。残念ながら今の時点ではどうすることもできないし、正確なことは何もわからない。だが、どうあれきっと大丈夫だと信じているので、当面は雲が晴れるのを辛抱強く待つことにしよう。▼昼も夜も、急に冷え込んできた。二十度前後で暑い暑いと言っていたのが十六度十七度になったくらいなので、気温の数字上は大した差ではないのだが、陽の光の弱々しさ、大地の冷え込み、風の冷たさ、空気の乾き――諸々、組み合わさってすっかり冬の質感になっている。突風で顔が冷たいうちは秋。裾から入り込んでくる冷気で肘から先が寒いと感じたら、それは秋ではなく、もう冬である。▼予定になかった新たな責務をひとつ任命されたこともあり、仕事は年末に向けて順調に加速していく。年始で一息、年度末に一山、来年の夏からはフル稼働で来年末まで駆け抜けるという見通しである。艱難辛苦を抱えても駆け抜ける以外に道はない。
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