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早朝から勉強熱心な次男。ひらがなの本(長男の誕生日プレゼント)を引っ張り出してきて自分でめくり、「あ」から順番に読み上げていく。ほどなくして「え」に差し掛かったとき、ページを指さしながら不思議なことを言い出した。「こわしちゃった。」▼どうやら「え」の点の部分が、壊れて欠けた部品のように見えるらしい。「お」でも同じことを言う。子どもならではの豊かな発想力――あるいは、おもちゃというおもちゃを壊しつくした専門家の慧眼である。▼朝ごはんも拒否して延々とひらがなで遊んだ後、今度はアルファベットの本を出してきた。「A」から順々に読み上げていく。もうほとんど間違えない。いつの間にか「ちっちゃいアール」などと、小文字も読めるようになっている。ただし「C」のページに描かれた猫はなぜか「どっぐ」と言う。そういえばこの間は登園時にすれ違った犬を「ねこ」と言って譲らなかった。逆に覚えているか、区別がついてない。
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