2006年06月08日

●雑記file1

「元ヤンキー」が更生して、今ではこんなにまともになりました!スゴイ!
っていう表現があるじゃない。
違うよね?

ヤンキー全てを否定するわけではないけれど・・・まともでない、更生を必要とするまで堕ちたのは本人であるわけで、墜ちるのも元に戻るのも自己責任の範疇でしょう。
それよりも、そういう道に墜ちないままずーっと真面目でやってきた人のほうが何百倍もえらいと思うわけですよ。

伊集院光・太田光(爆笑問題)が二人して言っていたこと。非常に納得。

コメント

手放しに頷いてもいい話だけれど、もうちょい厳密につっこめば「すごい」と「えらい」の違いを区別しておきたいかもしれない。

とても通常の神経では抜け出せない泥沼から、強固な意志をもって自分を「改善」、その結果ヤンキーから更正したとなればこれは「すごい」には値するんじゃないだろうか? 例えば成績が落ち込むに落ち込んで受験を控えた高校三年生が突然勉強を始めて猛勉強の末に大学合格を果たしたら、まあ普通は「すごい」と思うでしょう。

ただ、「えらい」かと言われるとまた別。それは記事後半で
>そういう道に墜ちないままずーっと真面目でやってきた人のほうが何百倍もえらいと思うわけですよ
といってるまさにその通りだと思います。何百倍、とえらさが比較できるものかどうかはまた別として……。

ただ、安易に片付けずに深く考えてみても面白い問題かも。一度堕ちて戻った人と、一度も堕ちずに平行線を辿ってきた人。物理学的には、起伏を通ってきた球体のほうがより早くに同じ地点に到達するわけですが……?

一枚論文書けそうですね。

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