2006年02月14日

●ライプニッツ『モナドロジー・形而上学叙説』

中公クラシックス/294p

いったいこの300p足らずの薄い本一冊読むのに、普段の何倍かかったことか知れないまさに怪物の書。しかし時間をかけた分、ライプニッツの世界観と、モナドとは何ぞやかは概ね理解できた気が。
形而上学叙説自体は単純です。パスカルに比べると”神”の概念もより明瞭で。やはり理解しがたいというか、つかみ所がないのはモナドロジーでしょう。

モナドは世界を映す永遠の生きた鏡である

1235p/42195p

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